青森市の市役所近くにある「ばんかむ」は、1962年(昭和37年)創業の喫茶店。

長年地元の人々に愛される、昔ながらのレトロな雰囲気が漂うカフェです。

店主の佐藤さんは2代目。店名の「ばんかむ」は造語で、アラビア語で「ばん＝豆」「かむ＝液体」、豆＋液体＝コーヒー、というイメージで店名になったそう。

特に人気のメニューは、ネルドリップで淹れるオリジナルのブレンドコーヒーと手作りのケーキセット。

店内は、静かで落ち着いた空間で、一人でも気軽に訪れやすく、リラックスしながら過ごすことができます。

また、軽食もシンプルながらも丁寧に作られたメニューが提供されています。ばんかむと言えば、ホットサンド。ハムやチーズ、ツナやメキシカンなど、たくさんの種類から選ぶことができます。

切り落とした耳に添えられたイチゴジャムがささやかな幸せ。横に添えられた野菜も新鮮で美味しく「少しでも体にいいものを」という思いで作られているそうです。

飾ってある絵や入口のメニュー、扉など、細部まで歴史を感じる素敵なお店。町歩きの合間のひと休みや読書におすすめな、隠れ家のような場所です。