立佞武多の館
#青森三大ねぶた祭のひとつ #五所川原立佞武多復活までのストーリー
青森県五所川原市の「立佞武多」は、高さ約23m、重さ約19tにも及ぶ巨大な人形灯籠が、「ヤッテマーレ!ヤッテマーレ!」の掛け声と囃子、踊りとともに練り歩く、青森県を代表する夏祭りの一つ。
その圧倒的迫力で沿道の観客を魅了します。
実は立佞武多、平成に再開されたお祭りだったことをご存知でしょうか?
大正初期までまで競うように高さを比べあっていた幻のねぷたは、大正時代になると町中に電線が張り巡らされるようになり、一旦五所川原立佞武多は衰退してしまいます。
その後平成に入り、巨大な立佞武多の設計書などが見つかったこともあり、五所川原のねぷたを復興させようという動きがありました。そこで五所川原市は電線を地中に埋めるという、大きな決断をします。祭りの復活のためにこのような大規模工事を行うのは、全国的にも珍しい動きだそうです。
1998年に約80年ぶりの五所川原立佞武多が見事復活。今では100万人以上の人が訪れる一大祭りとなりました。
たくさんの人々の想いがこもったストーリーも、この立佞武多の館では映像で鑑賞することができます。
以降、毎年1体の大型立佞武多が「立佞武多の館」内の「立佞武多制作所」でまつりに合わせて制作され、立佞武多展示室に加わります。 可動式の扉になっている立佞武多の館のガラスの外壁が開き、大型立佞武多はまつりに出陣していくのです。
館内では無料で製作現場の見学や製作中の本物の大型立佞武多の紙貼り体験、有料で「金魚ねぷた」やオリジナルうちわなどの製作体験ができます。また、展望ラウンジでは津軽平野や八甲田連峰を一望することができます。
スポット名 | 立佞武多の館 |
住所 | 〒037-0063 青森県五所川原市大町506−10 |
電話番号 | 0173383232 |
営業時間 |
貸室 9:00-12:30 立佞武多展示室/美術展示ギャラリー 9:00-17:00 物産ホール/カフェ プラム 9:00-21:00 展望ラウンジ 11:00-14:30(ラストオーダー 14:00) 専用駐車場 9:00-21:00(最終入庫 20:00) |
公式サイト | 立佞武多の館 |