宮越家 離れ/庭園「詩夢庵」
#四季の借景とステンドグラスの重なり #1年に2度のみ公開
宮越家は、青森県中泊町にある歴史的な旧家で、かつて地域を代表する豪農として知られた家系です。
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大正時代の当主、宮越正治が、妻と共通の趣味である詩歌を楽しむため、離れ「詩夢庵(しむあん)」と美しい庭園「静川園(せいせんえん)」を造り上げました。
現在、初夏と初秋の年2回のみ、一般に公開されています。(2024年は5月24日~6月30日と、10月4日~11月10日)
大正浪漫の象徴とも言える詩夢庵のステンドグラスは、日本のステンドグラスの先駆者である小川三知(おがわさんち)による作品です。
小川三知は、一度も現地を訪れることなく、書簡のやりとりのみでこの作品を完成したと言われていますが、新緑、紅葉、雪景色など、ガラス窓からの四季折々の借景と完璧に調和した作品の技巧は高く評価されており、言葉を失う美しさです。
また静川園は、主屋に付随する大石武学流庭園、離れに付随する枯山水庭園、池泉庭園の3種類から構成される奥津軽屈指の名園、四季折々の美しい景観が楽しめる庭園として知られています。
また、宮越家の屋敷全体は町の有形文化財や記念物に指定されており、歴史的・文化的価値の高い場所です。
予約時は、事前に予約入場券をご購入のうえ、指定された「宮越家行き」送迎バスでのご利用となります。
年2回だけの貴重な機会に、ぜひ一度、実物を目の前でご覧ください。
スポット名 | 宮越家 離れ/庭園「詩夢庵」 |
住所 |
〒037-0305 青森県中泊町中里紅葉坂210
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電話番号 | 0173579030 |
営業時間 |
2024年 公開期間 5/24-6/30、10/4-11/10 休館日:月曜日 ※月曜が祝日の場合は火曜休館日 |
公式サイト | 宮越家 離れ/庭園「詩夢庵」 |