禅林街

#33の寺院

弘前市 歴史・文学・神社仏閣

禅林街は、33の寺院が連なるこのエリアは、日本でも珍しい寺院街で、長勝寺を中心に、緑豊かな参道に沿って寺院が並んでいます。

弘前市にある歴史的な寺院街で、1610年に弘前藩の2代藩主津軽信枚が、弘前城の防衛拠点として津軽地方の曹洞宗寺院を一か所に集めたことから始まりました。

この一帯は禅の精神が感じられる静寂な空間で、多くの参拝者や観光客に親しまれています。

特にユニークなのは、黒門を入ってすぐ左手にある栄螺堂(さざえどう)。名の由来は、お堂の内部構造が巻き貝のように見えることだそうです。

二重螺旋と呼ばれるその構造は、入口から歩み進めているうちに気づくと頂上に居て、そのまま方向転換することなく下って入口とは異なる出口にたどりつくというもの。

堂内には、観音菩薩や三十三観音など、多くの仏像が安置されており、堂内を巡ることによって、巡礼と同じご利益があるとされて信仰の対象となってきました。

風水に基づいた配置や弘前藩の歴史を感じさせる場所として、歴史的価値も高く、周囲には自然豊かな景色が広がり、四季折々の風景を楽しむことができます。

スポット名 禅林街
住所 〒036-8273 青森県弘前市西茂森
電話番号 0172353131
営業時間 24時間
公式サイト 禅林街