BUNACO（ブナコ）は、日本一の蓄積量を誇る青森県のブナの木を独自のユニークな製法で、ひとつひとつ丁寧に手作りした木工品のブランドです。

ブナは「天然のダム」と呼ばれるほど保水力に優れた木ですが、幹に水分を多く含むため、建築材としては、狂いが大きく、腐りやすく、従来の技術では乾燥が難しかったのです。そんな青森のブナを有効活用するべく、BUNACOではテープ状にしたブナ材をコイルのように巻き、押し出して成型するという独自の技術を開発しました。テープの巻き方やずらし方を変えることによって、様々なフォルムを生み出すことができます。

BUNACO CAFÉとBUNACO西目屋工場は、青森県西目屋村の、旧西目屋小学校の建物を再利用した建物で、2017年4月にオープンしました。ブナ材を薄くスライスし、テープ状に加工して巻き上げる独自の製法で、ランプシェードや食器など多彩な製品を生産しています。小学校そのままのノスタルジックな雰囲気の中、工場見学や製作体験も可能で、職人の技術を間近で感じることができます。

またショップも併設されており、ヴィンテージのBUNACOなど、ここでしか出会えない一品が置いてあることも。

BUNACO CAFÉは、旧小学校の給食室をリノベーションした空間で、店内にはBUNACO製品が随所に配置されています。特に、青森県の形を模した特徴的なテーブルが目を引きます。

メニューには、西目屋産はちみつを100％使用したナポリ風西目屋ハニーピザや、はちみつバウムなどの軽食があります。また、西目屋産の和栗とはちみつから作ったマロンペーストを、自分で絞って仕上げる「西目屋和栗の“自分で”モンブラン」も人気です。

BUNACO CAFÉの営業時間は10:00～15:30（ラストオーダー15:00）で、BUNACO西目屋工場営業日の土・日・祝日のみの営業。 また、2024年度通常営業日は11月9日(土)まで、以降は2025年春頃まで冬季休業となります。

▶アクセス

◆自動車・・・弘前駅から30分。

◆弘南バス：暗門白神号（津軽峠）【運行期間：6/1～10月末】で「西目屋村役場前」から徒歩4分

https://www.konanbus.com/7652.html

弘前～西目屋村役場線【運行期間：6/1～11月末】で「西目屋村役場前」から徒歩4分 https://www.konanbus.com/6709.html